バンクーバーで生まれ育ったカナダ人の先生曰く、「バンクーバーは基本的に安全。でも人は安全でも物は安全じゃないから気をつけて」とのことで。図書館で財布を盗まれた、なんて話も人伝いに聞いたことがあるので、これはわりと一般的な考え方なのかなと思います。自分の物から目を離さない。これは基本ですね。
私は結論から言えばバンクーバーで身の危険を感じたことはありません。でも「何か嫌だな…。」と感じることはあります。
そこで今日はそんな私の感じるバンクーバーの治安についてお話ししていこうと思います。
害はないけど嫌な感じ
授業でこれは!という表現を学んだのでここで披露します。
Vancouver isn't a dangerous town, but can be sketchy.
Dangerousは実害が伴う危なさ、危険を表します。一方でSketchyは、実害はないけどなんとなく嫌な感じがする、を意味します。
私としてはバンクーバーは危険とは思いません。でも日本にいた時より安心感は持てませんし、持つべきじゃないとも思います。
だから危険なストリートや裏路地にはそもそも近づきません。夜遅くには出掛けないようにするし、避けられない場合はとにかく気をつけて歩くようにしています。何かある訳じゃない(というか何かあってからは遅いの)ですが、基本的に海外にいるということを忘れてはいけないと考えています。
ホームレス
ダウンタウンに行く以上絶対に毎日見かけます。
正直最初はホームレスの方を見かけるたびに緊張していたのですが、バンクーバーに住んだ一年もの間、何か危害を加えてくるということは一度もありませんでした。
小銭はないかと直接一対一で聞かれるとさすがに少し緊張しますが、断ったらそれですんなり終わります。
匂いが特徴的なので、すぐにわかります。すれ違った普通の見た目の人がマリファナ臭かったり、公共の場で普通に吸っている人もいたりするので、吸っている人がいるということ自体にはすぐに慣れます。こういった人は臭いという害くらいしかないですが、たまに歩き方や目付きで「あっこの人やばいな。」と瞬時に感じさせるような如何にもって人もいます。特に問題が起きたこともないので大丈夫だとは思いますが、くれぐれも自分から近付かないことです。
あっ…(察し)って人
一人で怒鳴ったり物に当たっている人もまあまあの頻度でいますが、こちらも見えざる聞かざるで関わらないようにすれば大丈夫です。
夜道
ダウンタウンはむしろ明るいので気にならないのですが、少し離れると途端に街灯が少ないです。人通りが少ない道を通るのはなるべく避けていくのが吉ですね。
ナイトバス
私はできる限り早く家に帰る人間なので乗ったことはなのですが、他の女性を見る限り、やはりなるべくなら乗るのを避けたい様子でした。治安の悪いストリートを経由する場合は特に注意が必要だそうです。
まとめ
以上、私が実際に住んで感じたバンクーバーの治安でした。幸い私は今まで一度も危ない目にあったことはないですが、注意を怠って何かあってからでは遅いです。皆さんもくれぐれも海外に一人でいるという意識は忘れずに、ワーホリ生活をいい思い出にできるようにしましょう。
池谷でした。