私は一つの家に一年住んだということもあって、内見時に質問をする経験より聞かれる立場になることが多かったです。
しかしされる質問が「本当にそれが聞きたかったの?」と疑問に思うような質問ばかりだったので、今日はシェアハウスの内見時にハウスメイトに聞くべき質問、そして逆に聞いても意味がないかもしれない質問を個人的に選出してみました。
聞くべきこと
もちろんこの他にも聞きたいことはたくさんあるかと思いますが、私は基本的に住んでみないとわからないことをピックアップしてみました。
住民のルール
オーナーが決めているルールではなく、住民同士で決めているルールはハウスメイトに教えてもらうまでわかりません。
例えばゴミ捨てに関するルールや掃除についてのルールですね。
実はこれが曖昧だと、最終的に綺麗好きな人が率先して行わなければならないので損します。掃除もゴミ捨ても苦じゃないなら気にしなくてもいいですが、ほかの国の人に比べて日本人は綺麗好きなので、損するのは大体あなたかもしれません…。
騒音
騒音は実際に住んでみないとわかりません。だからあなたが静かな家の方がいいと考えているなら、聞いてみてもいいかもしれません。
私は引っ越してからしばらくして近所の小さな公園で週末になるとパーティーピーポーが集まってうるさいということがわかりました。
害虫
これも内見だけではわからないことなので、聞いてみてもいいかもしれません。私の家はアリとネズミのWコンボでした。
カナダだと珍しくないっていうけど、でも嫌なものは嫌じゃないですか。引っ越す前に聞いてわかったうえで入居していればまた違ったかなと思いますが、私はもう不意にネズミがね、部屋にも出たものですから本当に死ぬくらいビックリしました。
水圧・水温
水圧のチェックは自分でもできますが、水温は意外と盲点ではありませんか?私の家は深夜になると水温がぬるくなるという難点がありました。冬は結構きつかったな。
聞いても意味がない質問
ここからは実際に聞かれて私が「うーん。」と思った質問たちです。
「この家どうですか?」
正直、あまりにも質問が漠然としていて困りました。
質問される側からすると「どうって何?何が知りたいの?」としか思えません。答えももちろん「いいと思います。」というあいまいなものになります。
もっと質問の幅を狭めて、
「交通の便はどうですか?」
「治安はどうですか?」(夜道はどうかとか)
など具体的な質問をすると答えやすいです。
「この家綺麗ですか?」
これもどう答えていいか少し困ります。
というのもハウスシェアをすると、綺麗好きの基準が個々によって全く違って驚きます。例えばAちゃんはキッチンではかなりの綺麗好きであんなに厳しいのに、バスルームでは髪の毛を拾わないとか。もちろん逆もあったり。
そんなわけで「あなたがどれくらい綺麗好きかによる。」というのが私の答えです。これを聞くくらいなら他の質問をして、自分で実際に見て綺麗度をチェックするべきです。
「ハウスメイト達どうですか?」
これも質問が漠然としていて「そんなこと聞かれても。」と思いました。
性格のいい悪いに関係なく人によって合う合わないはあるし(せっかちVSおっとりとか)、ある程度は目をつむらなければいけないこともある、というのがハウスシェアをするうえで私が学んだことです。
だからどうですかと聞かれてもどうだろうとしか返せないんです…。
その代わりに例えば
「ごはん一緒に食べたりしますか?」
「一緒に遊んだりしますか?」
など具体的な質問なら大丈夫です。こう質問すると、”どれくらい交流があるのか?”を知ることができるので、ハウスメイト達と仲良くしたいと考えている人にいいと思います。
もちろん逆に家では静かにいたいという人もこう聞けばある程度の指標になるかと思います。
まとめ
以上、自分が聞かれる立場になって思ったシェアハウスの内見時にハウスメイトに聞くべきこと・聞いても意味ないことでした。
みなさんが自分の納得のいくシェアハウスを見つけられるように陰ながら祈っております。
夢なし池谷