アマゾンのプライムビデオにて鑑賞しました。
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なかなか抽象的というか、作中ではっきりと多くを語らない映画だったので、憶測を多分に含みつつ疑問点を考察してみることにしました。
あらすじ
主催者であるヤンケロヴァ夫人を中心に行われている女性だけの秘密の文学クラブ。しかしその文学クラブの会合が行われる部屋には男たちも招かれている。実はそのクラブの女性たちが、誰が最も魅力的な男性を毎週の集会に招待するかを競い合っているのだ。しかし、そのすべての男性たちは二度と部屋から出てくることはない…。果たして、彼らの行方は?そして、クラブ会員である女たちのその目的とは─!?
by Amazon Prime Video
疑問点
リーディングハウスとは?
格式高い女性だけのクラブ。正会員から殿堂メンバーになると、メイド(清掃係)を従えてセレブのような生活が送れる。
殿堂メンバーにはどうやってなるの?
トロフィーを百個集めると殿堂メンバーになれる。
毎週開かれる読書会で、最も見栄えのする男を同伴した正会員に選ばれればトロフィーがもられる。ただし、年を老いても殿堂メンバーとなれなかったものは清掃係に落とされる。
指輪の束ってどういうこと?
今までの男たちにもらった記念品。
映画の中では一緒に読書会に行って写真を撮るだけで”同伴”認定だったけど、以前はきちんと指輪をもらうような関係(婚約?)になってようやく同伴者として認められた、ということだと思う。
一人一人にかける時間が長かったと考えるなら、高齢の女性が多いことにも頷ける。
清掃係って何?
いわゆるメイドさん。
清掃係の仕事は文字通りの”掃除”から、ソーセージの製造、ホットドッグの売店の売り子など多岐にわたる。(多分ここでの売り上げが正会員のセレブな生活を支えるのであろう)
清掃係はいわゆる”負け組”なので、皆から虐げられる存在のようである。
ハナってどんな人?
清掃係だが、明るい性格でソフィーの親友。
彼女も指輪の束を持っていたので、殿堂メンバーにはなれなくとも正会員としてそこそこの男を同伴していたようである。
彼女に限らず清掃係はきつい仕事を押し付けられる便利な人間で、かつクラブの秘密を知っている存在なので逃がしてはならないのである。
男たちはどうなるの?
意味深なソーセージのシーンや、ハゲたおっさんのむしゃむしゃシーン(汚い)から推測するに、ソーセージにされている。
それを調理したり掃除したりするのが清掃係である。
なぜ頭を計っていたの?
ポイントが高い=見栄えのする男なのはわかるが、「なんでわざわざ定規で測るの?」と疑問に思われたことだろう。
これはイケメンにも色々な種類がいて、人の好みによって「あたしが連れてきた男の方がイケメンよ!」「いやあたしの男の方が!」と争うことを防ぐために、左右非対称などを測って顔の良さをわかりやすく数値化しているのだと思う。
最後に
鑑賞中に「こういうことなんだろうな~」と推測した部分をわかりやすく質疑応答のようにまとめてみましたがいかがだったでしょうか。
私は人生初イスラエル映画でしたが、フランス映画みたいに感情移入も出来ない見ていて不思議な感覚を覚える映画でした。
なかなか面白かったような気がしなくもない、ような…(笑)
以上、池谷でした。