シェイクスピア&ハサウェイの事件簿のシーズン1・2を見終えて大変面白かったので、布教をすべくあれこれ書き連ねていきます。
あらすじ
(第一話)
美容師として働くハサウェイは、間もなく念願の花嫁になる。しかし婚約者の車で明らかに自分のものではない毛髪を見つけ、探偵に浮気調査を依頼することに。シェイクスピア探偵事務所である。
ぽっちゃり探偵シェイクスピアは地道な調査の末 婚約者が詐欺師であると確信し式に乗り込むが、浮気の決定的な証拠は見つけられなかった。ハサウェイは婚約者を信じ結婚することに決めるが、式のさなかに婚約者が殺され自分が容疑者になってしまう。
唯一自分を潔白だと信じてくれるシェイクスピアとともに犯人を探すが…?
タイトルが最大のネタバレをしているので言ってしまいますが、ハサウェイは事件解決後この探偵事務所で働くことになります。
頼れるようで頼れない助手のセバスチャンも加え、この三人がどのように事件を解決していくのかが見ものです。
美しいイギリスの街並み
物語が展開されるのは、作家のシェイクスピア生誕の地である、イギリスのストラトフォード・アポン・エイヴォン。
大変美しい街並みです。
出演者のイギリスアクセントも耳に心地いいですし、まるでイギリスにいるみたいな気分になれちゃいます。
ドラマ”ブラウン神父 ”シリーズが好きな人は、このドラマも絶対に好きになりますよ!
面白いキャラクター性
主要キャラクター3人がみんな面白くて、どこかゆるいです。そこがいい。
フランク・ハサウェイ
ぽっちゃりおじさん探偵のハサウェイ。
元刑事で腕は確か、警察にも知り合いが多いプロの探偵。しかし皮肉屋で口は悪いし、人を気遣えないダメおじさんです。
またぽっちゃりさんなので走って犯人を追いかけるなんてのはもってのほか。戦闘シーンは期待しないでください。
ぽっちゃりさんで、コミュニケーション能力の高い新人探偵”ルー”。彼女は高い記憶能力を保持しており、一瞬ですべてを記憶します。この記憶が事件解決の糸口になる場面も多いです。
しかし尾行時にビビッドピンクの洋服や女優帽を身にまとい、張り込みには手作りのお菓子を持ち込むなど探偵らしくありません。
そんな彼女が、彼女らしくプロの探偵へと成長していきます。
セバスチャン
演劇学校出身で俳優を目指すセバスチャン。助手として受付や会計等もこなしていますが(有能!)、なんといっても彼が光るのは潜入捜査をしているとき。女装姿もお手の物です。
あと明言はしていませんがセバスチャンは(おそらく)ゲイで、どんな演技をしても彼らしさが隠しきれていない、そんなところもかわいいです。
また演技力はよくても探偵の素質がないので、捜査中ミスが多く目立ちます。
決めるところは決めるけど…
みんなどこかゆるいキャラクターですが、最後には手がかりをつなぎ合わせてきっちり事件を解決します。
しかしシリアスなミステリーと比べると、「これからどうなっちゃうの!?」といった緊張感はありません。
いい意味でみんな仲良く、自分たちらしく事件を解決していきます。
シリアスを求めている人には物足りないかもしれません。
しかし私はシリアスが続くと疲れてしまう人なので、これくらい安心して見られるミステリーが好きです。
最後に
私はシーズン1・2ともにAmazon Primeで鑑賞しました。
Amazonプライムビデオ
シーズン3も配信してくれたらいいなーと祈りつつ、この辺で締めます。気になった方はぜひ見てみてください。
以上、池谷でした。